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修理 チューニング
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ここではN360E型エンジンの独自の機構とも言えるプライマリーギヤー について説明します。 一般的なエンジンではエンジンの回転をトランスミッションに伝える には、ベルハウジングを介して同軸上で伝達する。 エンジンとミッションの間にクラッチ機構を搭載する方法を採用している。 FF(フロントエンジン、フロントホイールドライブ)のN360ではクランクシャフトと ミッションを縦型に配置し、ダブルチェーンにより 回転を伝達するという特殊な機構を採用している。 HONDA1300系にも同じ機構が採用されている。 チェーンを駆動する為に、クランクシャフトに付くギヤーをプライマリードライブ スプロケットといい、通称『プライマリーギヤー』と呼ぶ。 一方、ミッションのカウンターシャフトに付くギヤーをプライマリードリブン スプロケットといい、衝撃を吸収する為のゴム製のダンパー機能を内蔵している。 N360「タウン」、空冷Zではプライマリーギヤにもダンパーが付いている。 チューニングしたエンジンやレースでは、最高速度が足りないので、プライマリー ギヤの歯数を変えることにより対応する事が出来る。また、高速走行時にも エンジン回転数が下がる為、エンジン音も下がり、燃費にも良い結果をもたらす。 当時は、ノーマル16枚に対して18-22枚まで各ショップで販売されていたようだが、 現在は19−21枚で対応している。プライマリードリブンスプロケットも製作 可能であるが。少量ではコストが掛かる為、受注生産とさせていただいている。 取り外し 最初にエンジンオイルを抜く。 L、クランクケースボルトを外し易くする為、左フロントエンジンマウントラバー を取り付けている10mmのボルト(工具サイズ14Cm)を外して、ジャッキを使用し、エンジンを上下に 動くようにしておく。 1)クラッチワイヤーを取り外す 2)クラッチハウジングを取り外す 6mmボルト4本 3)クラッチカバーASSYを取り外す 6mmボルト8本 4)クラッチアウターCOMPを取り外す 6mmボルト6本 5)L、クランクケースサイドカバーを取り外す 6mmボルト12本 6)プライマリーテンショナーを取り外す 6mmボルト6本 7)オイルポンプ取りつけボルトを取り外す6mmボルト2本 8)25mmサークリップを取り外す 9)プライマリーギヤー取り付けボルトを取り外す 10×28mm これで取り外す準備は終わり、次にプライマリーギヤー、ドライブ スプロケット、オイルポンプを一緒に引き出す。 オイルポンプは年式により2種類ある。 ピストンタイプでは「ポンプロッド」の向きがあるのでマーキング しておくと良い。 取り付け 取りつけは外した逆の手順で組めばいいのだがプライマリーチェーン の交換とテンショナーを加工する必要がある。 ■19T 1コマ多いチェーンを使用し、テンショナー加工が必要。 ■20T 1コマ多いチェーンを使用し、テンショナー加工が必要。 ■21Tチェーンを加工するか、1コマ多いチェーンを使用し、テンショナー を使用しない。 テンショナー加工 写真のようにV字形に金ノコ等でカットし、溶接する。 全部切り落とさないで下側を少し残しておき折り曲げる。 純正部品では破損の恐れがある為肉厚のあるフラットバーを 使用して新たに造る事も出来る。
プライマリードリブンスプロケットの中のダンパーラバーに ヒビや割れが無いか点検する。 プライマリードリブンスプロケットはチェーンの強度を 増す為、半ピッチずらして装着されているので組み立て時に 注意する。
■スピードグラフ プライマリーギヤーを交換した時の各ギヤーでの速度のグラフです。ここをクリックするとグラフが表示されます。 左上のサブメニューの『スピードグラフ』も同じページが表示されます。 プライマリーギヤー、チェーンまもなく入荷予定です。
■プライマリーギヤー プライマリーチェーン 詳細 ■プライマリーテンショナーリペアーキット 詳細 |
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